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会社情報

ご挨拶

JAGフォレスト株式会社は、2019年4月1日付けで日本アジアグループ株式会社の森林活性化プロジェクトの事業を承継して新たに発足いたしました。

わが国は、国土面積(3,779万ha)の66.4%に相当する2,508万haが森林で覆われており、森林率でみるとフィンランドやスウェーデンにも匹敵する森林大国です。ところが、2016年の国内総生産に占める林業の割合はわずか0.04%と非常に低い水準にとどまっているほか、木材の自供率も2017年の実績で36.1%と同様に低い水準にあります。これは、1960年代以降のいわゆる高度経済成長期に、主として建設用資材や紙製品向けの木材需要の高まりから、森林の大規模な伐採が行われ、その跡地にはスギやヒノキを中心とする植林が広範囲に行われたものの、それらの幼木が伐採期を迎えるまでには40年以上の歳月を要することから、この間に日本の森林は疲弊し国内林業が衰退の一途を辿ったためです。

しかし、高度経済成長期から50年以上が経過した現在では、そうした植林木が十分に成長し既に伐採期を迎えていながら、森林の管理が不十分であることや林業従事者の不足等から伐採が進まない森林が多数存在している事情にあります。このため、1966年には20億㎥弱であった森林蓄積量は2017年には50億㎥を超える規模にまで達しています。また、伐採期にある林齢45年以上の人工林面積は全体の約65%にも及んでいます。日本国内の年間木材需要は約8千万㎥ですから、年間の森林蓄積量の成長分だけでも国内需要を十分に賄える規模にあります。

弊社は、こうした国内の豊富な森林資源に着目すると同時に、森林の活性化と林業の再生が、気候変動対策や国土保全の観点からも極めて緊急性の高い社会課題であるとの認識のもと、グループが有する空間情報技術の活用によるスマート林業の推進を通じて国産材の安定供給体制の構築を進めるとともに、地域木材加工事業者の活性化、木材のバイオマス利用の推進、森林整備によるカーボンオフセット取引への参画、森林投資ファンドの組成ならびに森林不動産売買取引の推進等を通じて、国内の森林や国産材に対する新たな需要を喚起することにより、日本の林業と木材関連産業の成長産業化を実現することを使命として日々業務に取組んでいます。

今後とも、地域の森林所有者様、森林組合様、素材生産業者様、木材加工事業者様等との連携を通じて、日本の森林が持つ潜在力を一日も早く顕在化させていきたいと考えておりますので引き続きのご支援とご高配を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

JAGフォレスト株式会社

代表取締役 山下 哲生